リアルな想像が大切

バイク3台事故で6人死亡、2人重傷

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6295268

3人乗りしてたバイクもあるわけなので、もともと無謀なわけですが、それにしてもこういう報道がされるたびにリアルな想像をして、本当にバイクは怖いと思います。

 乗る人は、爽快な風を全身に受けて颯爽と走る快感、渋滞に関わらず読める移動時間、車に対して有利な経済性など、さまざまな理由でバイクを選ぶわけです。しかし、車道を走る以上事故は隣り合わせと考えておく必要があります。なぜなら、操作ミスで歩道へも自動車が乗り上げてくる時代に、車道でセンターライン越えてくる車、赤信号を見逃す車、などは有って当然ぐらいの事だからです。自分がルールを守り、注意深く運転していても、来るときは来るのです。その時に、車とぶつかったら、鉄の塊と生身の体とのぶつかり合いになるわけで、必ず負けるバイクの人はあまりに怖すぎます。

 公道でタクシーを走らせる私たちは、その瞬間の恐怖の想像を、またその後のバイク運転者とその家族の痛みの想像を、できるだけリアルにするようにしています。免許書き換えの時に観る映像を見た直後は、「ああはならないようにしよう!」と思うあの決意を持ちながら運転できれば事故率は下がると信じてのことです。