往来を妨害する罪

道にロープ「転ぶ人見て楽しもうと」、少年2人逮捕

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190502-OYT1T50162/

 

悪ふざけで社会を恐怖に陥れるような非合理は許容しないとして、往来を妨害する罪は単純な傷害などに比べて重い罪とされているようです。例えば、同じような動機で電車の転覆などを起こしたとして、万一、死者が出た場合にはその動機を問わず死刑または無期懲役となります。

 

この事件動機が悪質で、完全に転倒や傷害、場合によっては致死も有り得ると想像しながら罠を仕掛け、引っかかってけがをしているのを見捨てて救護しなかったわけです。殺人未遂も適用されると考えてしかるべきなんでしょう。

 

絶対に起きてはならない事ではあるけど、だから頻発しないが故に社会勉強をしていない新たに育った若者が若気の至りでやってしまう事として有り得ることで、社会問題化した今、見せしめ的に断罪するにしても、根本的には限界があるんでしょう。

 

社会が高度化する中、道路を使わせて頂いて交通サービスを展開する私達としても、防止するために草の根的に取組んでいかなければならないことであるように思います。